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  • 2014.12.07 Sunday
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 オヤはトルコの伝統的なレース編みです。
 レースと聞いて、みなさんは何を思い浮かべますか?
 白いテーブルクロスやカーテン、ベッドカバー。以前は固定電話の上にレースを掛けていたお宅もあったような気がします。服の中に異素材として部分的に取り入れられることもあります。もし白でないにしても、レースは単一色で編み上げた、とても上品なイメージです。
 トルコではそのようなレースをダンテルと呼びます。

 一方でオヤはスカーフの縁に編みつけるレースのみを指します。トルコでは髪をおおうためスカーフを巻くムスリム女性がたくさんいます。小さな花やビーズを使ったモチーフが、布から少し下がって、顔や頭のまわりをゆらゆらと遊んでいる様子は可憐です。顔周りを飾るため、模様はさらに繊細で、使う糸も道具も細くなります。
 糸も色とりどりです。茎、花びら、おしべ、花粉と色を使い分けます。一つの連なりに違う種類の花があればさらに色は広がり、お花畑のように賑やかです。色の組み合わせもモチーフも縛りがなく、作る人の数だけ無数に増えていきます。たとえばトルコの人にモチーフを教わる時、何目編むかを正確には伝えません。仕組みが分かれば、何目編むかは個人の好みで変えるからです。作る人の個性が強く反映されるので、オヤは時に繊細で可憐になり、時に自然の花のような野生の香りを漂わせます。私はそこにオヤの魅力を一番感じます。

  • 2014.12.07 Sunday
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